花まる学習会杯第23回ジュニア本因坊戦 東京大会出場!

■いざ、囲碁大会へ!

2020年2月9日、花まる学習会が協賛をする「ジュニア本因坊戦」に、GONOUの子どもたちが参加しました!
ジュニア本因坊戦と聞くと「とても強い子しか参加できないのかな…」と思われがちですが、地域によっては入門教室や、級位別の大会も実施していますので、初めての方でもご参加いただけるのです!
GONOUの子どもたちは、8人が「Fクラス:9路盤」、4人が「Eクラス:13路盤」に出場しました!全員初めての囲碁大会。気合を入れていどみました!

会場の様子

■受付~対局の流れ

東京大会は、東日本の囲碁の本拠地である「日本棋院」にて行われます。
2階に上がると受付がありますので、そこで参加費(1000円)を支払います。
その後はクラス別の受付で、最初の対局が案内されます。
 
対局は、同じくらいのレベルの子と全6局行います。
その6局のうち、3~4勝すると「1級昇級」、5~6勝すると「2級昇級」の認定がもらえます。さらに全勝すると「全勝賞」という賞がもらえます。
また、時間が余れば空いている子とたくさん対局も可能です。中には10局以上取り組んだ子もいました。

9路盤に参加したGONOU生徒
13路盤に参加したGONOU生徒

■結果は…

Fクラス

4勝 2名
3勝 4名
2勝 1名
1勝 1名
6名が昇級しました!

Eクラス

4勝 1名
3勝 2名
1勝 1名
3名が昇級しました! 

■大会に参加して

1年生Hくん

楽しかったです。なぜかというと、級が上がったからです。悔しかったです。なぜかというと、最初引き分けだけど、僕が黒で相手が白だから、僕は負けました(持碁は白勝ちのルールでした)。28級から27級にあがったからよかったです。30級の子に負けたからすごくすごく悔しかったです。でも24級の人に勝ったので良かったです。
また今度大会に出ます。
 
Hくんのお母さん
大会当日まで「絶対に全勝して優勝してあげるね!」と前向きな闘志を燃やしていた本人ですが(笑)実際3勝3敗でも笑顔で大会を終えることができました。(本心は「すっごく悔しかった!」のようでしたが)真剣に集中して対局するわが子に、母としてぐっと胸に迫りくるものがありました。「悔しいけど楽しい!」と目を輝かせる本人を、この先も見守ってあげたいです。
 

5年生 Yくん

相手が予想以上に強かったので、あまり勝てなかったけれど楽しかった。
 
Yくんのお母さん
家では、相手をできるものがいないこともあり、大会をとても楽しみにしていました。1勝しかできなかったようですが、楽しんで戦え、次は勝ちたいという思いも持て、とても良い経験だったと思います。
 

■GONOUが考える、大会参加の意義

感情が揺さぶられる

場合によっては、泣く子もいます。
勝てない悔しさから、いじけたりふてくされたりする子もいます。
普段の授業では、楽しい空気の中で、負けたら次頑張ろう、とあっさり思えるのですが、大会となればそうもいきません。結果が突き付けられ、思い通りにならないことに直面します。
 
負けて悔しい、本気の証拠。
悔しい思いをもってはいけない、なんてことはありません。
これまで培ってきた囲碁の力はなくなりません。経験もなくなりません。

勝ちたい、と前に進める人に

だからこそ、その悔しい経験の先に「強くなるためには」という考え方が生まれます。
この「勝負観」は、囲碁で鍛えられる大きな観念です。
負けてしまうのは、すべて自分の行いの結果。その行いを変えていくことだけが、強くなる道です。「勝ちたい」そう望むことが学びの意欲になります。
 
でも、自分一人だったら、そこでくじけてしまうかもしれません。
だからこそ、教室という形で、みんなで学べる空間を作りたい、と願いGONOUを開講しました。
そして「人の気持ちを大切に。勝ってうれしい、表に出さず。」人を思うことを、教えていきます。
 
いつもと異なる雰囲気、明確な勝ち負けとそれに伴う成績、対外での実戦でしか得られないものがあります。
初めてはみんな緊張します。だからこそ、一歩目を踏み出してほしい。その緊張の経験を糧にできる人になってほしい。逆境に打ち負けないために、挑む経験を積んでほしい。そう願っています。


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