小学1〜3年生コース
小学校低学年期に伸ばすべき力
漢字や計算、体力、約束を守るなどの「基盤力」はこの時期に鍛えるべき力です。しかし、将来大きく差がつくのは、基盤力の上に積み上がる「思考力」や「人間力」、「感性」です。補助線を代表する“見えないものを見抜く力”や粘り強く考える力、人間的な魅力、目の前のものごとから重要なものを切り取るセンスは、9歳までの経験総量で決まります。教室での授業で基盤力と思考力を、野外体験などの各種イベントで人間力や感性を育みます。
授業の特徴
何かができたらその場で褒め、悩んだときはその子にあったヒントを渡すことで、「わかっちゃった!」の成功体験と自ら考え抜く意欲・自信を育みます。
受験をするなら…
小学1〜3年生の教材と授業の流れ
あいさつ・授業準備チームの先生に元気にあいさつをしたら、連絡帳と宿題を提出します。
算数プリント&作文
宿題の提出を終えたら、算数の文章題に挑戦します。その子のペースや理解度にあわせて講師が個別に指導します。算数プリントを終えると、作文書きへ。作文を特別なものと思わず、自由に表現できるように、毎回必ず作文を書きます。
※小学1年生は、2学期から始めます
一斉指導スタート!
国語四字熟語 ~「音」で覚え、3年間で300語~
この時期の子どもたちは、たとえばTVコマーシャルを意味がわからなくてもまるっと覚えてしまうほど、耳から入る言葉を覚えるのが得意です。楽しく発声し、力のある言葉を覚えます。
空間認識力キューブキューブ ~遊びで磨く、空間認識力~
花まる学習会オリジナルの立体ブロックを使い、見本と同じ形を目の前に再現する課題です。立体をイメージするという複雑な脳のはたらきを、楽しく遊びのように鍛えます。
国語たんぽぽ ~日本語の美しさを体感~
古典の素読教材です。日本語の響きの美しさ、リズムのすばらしさを「音」としてかみしめます。時代を超えて語り継がれる力強い言葉を基礎教養として身につけ、語感を育みます。
認識能力パターンメーカー ~遊びで磨く、平面図形の力~
図形認識教材です。フラッシュカード形式で一瞬だけ提示したカードを目に焼き付けて、手元の4枚のカードを並べ替えます。どのように組み合わせると同じ形ができるかをイメージして考え、手を動かしながら平面図形の認識能力を鍛えます。
発想力たこマン ~正解のない問題で、発想力を鍛える~
「たこマン」とは、「ふたこまマンガ」の略。1コマ目の絵を見て、2コマ目のオチを考えます。周りの子どもたちを笑わせる展開を考え、「正しく・わかりやすく・魅力的に」伝える力を磨きます。発想力だけでなく、主体性や表現力も鍛えます。
書き写す力あさがお ~名文で磨く転写力~
日本の名文・詩・唱歌や童話などの文章を書き写す教材です。長時間学習に必要不可欠な「正しい姿勢」「正しい鉛筆の持ち方」を指導し、“意味を捉えてまとまりごとに”テキパキと書き写す力を育みます。
計算サボテン ~自分との戦い 計算演習~
計算力は反復によってこそ身につきますが、それを楽しくやる気を持って進めることが大きな目的です。「他の子との比較ではなく、前の自分より伸びること」を目的とします。
思考力なぞぺー 「もっと解きたい!」思考力教材
「なぞなぞペーパー」の略で、花まる学習会オリジナルの問題集です。
4~9歳の時期に最も伸びる「空間認識」「平面図形」「論理的思考の基礎」「試行錯誤力」「発見の力」のような“思考の壁”を突破する基礎力を、なぞなぞを解くかのように楽しく解いて身につけていきます。
読解力さくら ~聞き逃さない、読み落とさない~
読書をしても国語の読解問題が得意にならないのは、読書と読解では“読み方”が異なるからです。どのような話の流れで、どんな言葉がキーワードになり、どんな結論になったのか。要点を正しくつかむ精読力を鍛えます。
思考力スペシャル課題「レインボータイム」
すべての課題を終えたら、さらに思考力を鍛えるペーパー問題に挑戦。すぐには答えが見えない問題に向き合い、楽しみながら考えることに没頭します。
片付け・挨拶
退室・保護者への引き渡し
宿題
毎日5~10分、自分から机に
向かう習慣をつくります
特別授業
遊びとしか思えない環境の中で、 頭と身体をフルに動かす
読書
ご家庭での読書習慣を応援
野外体験
大自然のなかで思考力と
生きる力を育む
思考力は大自然のなかで遊びを生み出し、没頭して遊びぬく経験のなかでこそ育ちます。親元を離れ、初めて出会う子どもたち同士で人間関係を築き生活を共にすることで、コミュニケーション力や人間的魅力も鍛えます。
花まるグループの野外体験とは※野外体験は、授業カリキュラムとは異なる花まるグループ会員限定の「イベント」です
特別カリキュラム【小学生大会】
花まる学習会では、通常授業とは異なったプログラムを行う特別カリキュラム【大会】を定期的に実施しています。
年中では、五感を刺激する外遊びの中で培われる思考力を伸ばし、年長では、「ものそのもの」を使って空間認識や平面図形の力などを育てます。
小学生からは、国語の不思議に気づいたり、算数の面白さを発見する喜びに触れてもらうための【ゲーム大会】をはじめ、毎週書き続けてきた作文の成果を発揮する【作文コンテスト】、学年ごとの習熟度を確認するための【HIT(花まる脳力テスト)】など、様々な大会を行います。
学年に関係なく、遊びとしか思えない環境の中で、頭と身体をフルに動かすからこそ、伸びる力があるのです。
国語大会・算数大会・思考実験大会
【問題例:思考実験大会】
ゲーム<バベルの塔>
指定された枚数の紙を使って、紙の塔をつくり、高さを競うゲームです。まるめたり、△に折ってみたり、ねじってみたり、子ども達が次々とユニークなアイディアを出し合います。
HIT(花まる脳力テスト)
「HIT(花まる脳力テスト)」は、学期に一度の習熟度をはかるテストです。また、子どもたちにとっては「花まる漢字テスト(花漢)」が実施される一大イベントの日でもあります。日頃授業で取り組んでいる算数・なぞぺーなどの問題に自力で取り組み、その理解度・定着度を確認するとともに、漢字テストという目標を立てることで、ご家庭での漢字学習のモチベーションをあげることが目的です。
子どもたちは毎回、漢字テストの合格の賞状と、保護者の方からの「がんばったね」の一言のために、テストに向けてコツコツと漢字練習を進めています。漢字はやればやるだけ成果としてあらわれるので、年に3回の「花まる漢字テスト」は自信を伸ばす絶好の機会となります。会員保護者アンケートでも、『花まるに入って伸びたと思う点は?』の質問の上位に入るのが、『漢字力/花まる漢字テスト』です。
作文コンテスト
普段とは違って90分をフルに使って作文を書けるので、子どもたちは何週間も前から何を書こうかテーマ決めに夢中です。
花まるもらったらあたたかい一年 男子
花まるもらったらあたたかい。
だって、花がふわふわしていてとてもあたたかい。
こころのそこからあたたかい。
そして、めずらしいからあたたかい。
だから、めずらしいものもらったらうれしいし、あたたかい。
さけびそうになるほどあたたかい。
めちゃくちゃあたたかい。
わすれられないほどあたたかい。
すっごくあたたかい。
足のつま先の先から、あたまのかみのけまであたたかい。
ゆめを見てるときよりもすっごくあたたかい。
おふろに入るときよりもものすごくあたたかい。
ほんとうにあたたかい。
おでんたべてるときよりもあたたかい。
ラーメンたべてるときよりも、すごくあたたかい。
みんながえがおであたたかい。
おかしないもうと一年 男子
花まるにいくために、いえでじゅんびをしていたら、いもうとがれいぞうこのまえで、なにかこそこそしていてなかなかしゅっぱつできませんでした。でん車にのっていたら、いつものように、おなかがすきました。わたしは、おかあさんに
「なにかかしある?」
ときいたら、いもうとがバックからラップにつつんだ、ミニトマトをだしました。わたしは、びっくりしてわらってしまいました。いつも、花まるにいくとちゅうおねえちゃんが、おなかがすくから、もってきてくれたみたいです。ほんとうは、おかしのほうがよかったけど、わたしのために、ミニトマトをもってきてくれてうれしかったです。わたしは、いもうとに、
「すこしやさしくしてあげようかなぁ」と思いました。
やさしいおとうさん二年 男子
おかあさんのたんじょうびが1日すぎたときの夜おかあさんがいつものようにゆうごはんをつくっていたら、おとうさんに「こい。」といわれたので何かおこられるかと思ったら、おとうさんが、ケーキとハムとか、おつまみをもっていました。「何で。」ときいたら、「おかあさんのたんじょうびだ。」といわれました。そしてゆうはんのさいごにおかあさんのパーティーをやりました。それをしておかあさんは「ありがとう。」といってくれました。ケーキはチーズケーキでした。おいしいかったです。グレープジュースをのみました。おとうさんは、とてもやさしいと、思いました。あとハムとかもたべました。もちろんおかあさんがつくったごはんもたべました。おとうさんはきっとおかあさんが大すきだと思いました。けんかしたときにすぐなかなおりをしていたからだいすきだなあと思いました。きっとはなれられないんだなあと思いました。とてもいい仲だなあと思います。やさしいおとうさんでよかったです。おかあさんはさいごも「ありがとう。」といっていて、すごくうれしいんだなあとおもいました。そんなおかあさんとおとうさんが、おじいちゃんになったら、こんどはぼくがそんなふうになれるといいです。ぼくのあこがれです。
お風呂で大よそう!二年 女子
わたしはいつも、お母さんとお風呂に入って話をする。話といったら、学校、花まる、バレエ、せっきょうされる、ケンカするくらい。まぁ、ケンカより、せっきょうのほうが多いけど、とにかくいろいろな話をする。そして、この前は、平成がおわることを話してもらって知った。
2019年5月1日から元号がかわるらしい。そしてつぎは何か、お風呂でよそうをした。元号の名前まではわからないが、「かん字二字」なことはまちがいないだろう。そして、けんしょうのおうぼようしなどのたん生日を書くらんに元号の頭文字のアルファベットがあることに気づいた!「M・T・S・Hの順番だから、同じものはぜったいにないな。」と話して、ありえなさそうなアルファベットをけしていくと中で、お母さんがこう言った。
「この方法はしょうきょ法というよ。」
しょうきょしていった文字は、「B・E・F・G・P・Q・W・X・Z」いろいろな、いけんが出た。今のわたしの気もちは、つかれたが、あせはお風呂がながしてくれてスッキリ。でも大へんだった。そして、「A・K・Yのどれかかもしれない。」といういけんにまとまった。よそうの3つのアルファベットどれかだったら、かんぱいとハイタッチをしようと思う。元号のはっぴょうがとても楽しみだ。
帰って来い三年 男子
ぼくのうちのある人がいつも帰ってきません。いつもいっしょにサッカーの練習をしてくれる人。キャッチボールをしてくれる人。その人はぼくにとって大切な人。
いつも韓国にいる人はどうしているんだろうか。ぼくは、その人に早く会いたい。その人のことを思い出すとなみだが、出る。その人は、ぼくのお父さんです。お父さんが、ときどき帰ってくると、えいがを見せてくれます。お父さんがおこるとぼくは、号泣します。でもおこらなければすごくやさしいです。だから早く帰ってきてほしいです。
バクハツ!!三年 女子
私には、弟がいます。弟は私をいつも、けったり、ぶったり、悪口を言ったりします。だから、私は、悪口は言い返します。でも、けったり、ぶったりはせず、ぐっとがまんをします。私は心の中で
「もう!弟のアホタレ」
と思います。
そして、次の日学校から帰ると弟とまたケンカです。弟は私をぶちました。私はまた心の中で
「もう!弟のバカ」
と私は思いました。また私はがまんしました。それを毎日毎日がまんしていると私はイカリがつもりつもって、ついに私は、ばくはつしました。そして、私は、がまんをしていた分だけ、クッションの上で泣きました。そして、クッションがビチョビチョになりました。おき上がると弟が
「ゴメンネッ!!」
と言いました。私は弟をゆるしてあげました。弟は私をぶったり、けったり、悪口を言うけど、私はそういう弟がチョットかわいくて大大大~好きです。私はそういうことが今日もあると思います。
年間スケジュール
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
保護者の声
「母が笑顔なら大丈夫」 藤井さん(4年生男子の母)
十数年前、高濱先生に講演会で言われた「母が笑顔なら大丈夫」という言葉に心が救われました。3人の息子には、人を幸せにするために自分のエネルギーを注げる人になってほしい。そう願えるのも「花まる学習会」が私に考える機会を与えてくれたおかげだと感謝しています。
「環境作りのきっかけに」 渡辺さん(6年生男子の父)
子どもの成長。それは将来の仕事や生活環境において、よい仲間を早くから見つけられることにあると思っています。子どもたちが、よい仲間と出会い、よい環境で今後も学んでいける、その環境づくりのきっかけをつくっていただいたことに、感謝申し上げます。
「想像力豊かなわが子に」 Mさん(2年生2男子の母)
想像力がないと思っていたわが子が、花まるに通ってからは、作文でほめられ、本が好きになり、物知りになり、想像力が豊かになりました。
花まる学習会ってどんなところ?
野外体験
花まるグループの野外体験は、バカンスでもなく、ツアーでもない、「生きる力」を育むスクールです。
花まるメソッド
「勉強することって楽しいな!好きだな!」と思える授業を花まる学習会は常に提供し続けています。
保護者/卒業生の声
大学生、高校生、中学生になった花まる卒業生の声や保護者の方の声を紹介しています。
入会までの流れ
STEP1
各教室ページから体験申し込み
体験授業・ご入会をご希望の教室ページより、無料体験授業にお申し込みください。
STEP3
体験授業日程の確定
担当教室長より、ご登録いただいた連絡先に体験授業日程のご相談を差し上げます。ご不明点やご相談がございましたらあわせてお伝えください。
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