年中長 低学年 高学年

小学4〜6年生コース

学習テーマ・教材 年間スケジュール 特別カリキュラム

学習テーマ「論理的思考力」と「学習の仕方」を身につける

90分授業
年間42回(特別授業9回含む)
6~8名のチームごとに1名の講師

小学校高学年期に伸ばすべき力

4年生以降はより高度な「論理的思考力」を鍛え「学習の仕方」を定着させることが大きな目的です。解きっぱなし・やりっぱなしにせず、“自分の力で解けるようにする”ためのノートの取り方・学習法を身につけていきます。親の言うことは素直に受け取れなくなっていく時期だからこそ、“外の師匠”が信頼関係を築き、叱咤激励しながら子どもたちの学ぶ力を鍛えます。

授業の特徴

1テーブル6~8名のチーム制で授業を行い、全体の指揮をとる教室長だけでなく、それぞれのチームにいる講師がお子さまの手元・表情を見ながら適切なサポートを行います。

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小学4〜6年生の教材と授業の流れ

あいさつ・授業準備連絡帳と宿題を提出し、授業準備を整えます。

作文

言葉は使うことによって自分のものになっていきます。低学年コースに引き続き毎回作文に取り組むことで、気持ちや考えを言葉で表現する力を鍛えます。また、比喩表現や慣用句、自分で意味を調べた言葉を用いて、言葉の意味にあった文章を作る課題作文も登場します。

一斉指導スタート!

計算サボテン ~自分との戦い 計算演習~

計算力は反復によってこそ身につきますが、それを楽しくやる気を持って進めることが大きな目的です。「他の子との比較ではなく、前の自分より伸びること」を目的とします。

国語Good Job!国語 ~読書から読解へ~

全ての教科において大切な読解力を鍛えます。「説明文」「物語」「韻文」の3分野で構成されたテキストを使用し、文章の読み解き方から解答の仕方まで、教室で実際に解きながら指導します。

言葉調べ

言葉の意味を正しく理解しないことには読解力は育ちません。1年間で400語以上の言葉を調べて意味を書き込む「言葉ノート」で、自由自在に正しく使える語彙を増やします。

映像化

宿題として毎回行う「映像化」では、指定された文章を過不足なくイメージする力や、俳句・短歌・名文などを味わいつつ風景描写する力を育みます。読解力の基礎となる「正しく要旨をつかむ」力を鍛えます。

算数Good Job!算数 ~わからないままをゼロにする~

基礎を扱う授業ページ、復習の宿題ページ、発展問題のページで構成された、学校のカリキュラムを網羅した問題集に取り組みます。毎回解いた問題の○×チェックを実施し、定期的に行う「復習回」でそれまでの単元が身についているかの確認、間違えた問題の解き直しを行います。

思考力Sなぞぺー ~考え抜くことを楽しむ~

高学年ならではの、高度な思考力問題に触れていきます。試行錯誤を繰り返し、考えを残すことを重視する問題です。その経験のなかで、「考え抜く詰める力(意志の力)」・「問題のポイントを見抜く力」を養います」

片付け・挨拶

退室・保護者への引き渡し

宿題

学ぶ時間は自分でつくる

高学年コースでは、宿題に取り組むスケジュール(家庭学習の予定)を自分で整え、「勉強はやらされるものでなく、自分の力を高めるためにするもの」という当事者意識を鍛えます。うまくいかないときこそ、成長するとき。講師陣が子どもたちの失敗や悩みに寄り添い、解決法を共に考えます。

特別授業

遊びとしか思えない環境の中で、 頭と身体をフルに動かす

月に1度、通常授業とは異なる特別授業【大会】を開催します。国語の不思議や算数の面白さを発見する喜びに触れる「ゲーム大会」をはじめ、毎週書き続けてきた作文の成果を発揮する「作文コンテスト」、学年ごとの習熟度を確認するための「HIT(花まる脳力テスト)」、日本漢字能力検定協会の漢字検定に準拠した「花まる漢字テスト」など、様々な大会を行います。

読書

ご家庭での読書習慣を応援

1週間で読んだ本のページ数を報告し、ラリー表に記録します。教室での声かけや表彰など、読書をしたくなる様々なはたらきかけによって、年間2万ページを越える読書量を達成する子もいます。

野外体験

大自然のなかで思考力と
生きる力を育む

思考力は大自然のなかで遊びを生み出し、没頭して遊びぬく経験のなかでこそ育ちます。親元を離れ、初めて出会う子どもたち同士で人間関係を築き生活を共にすることで、コミュニケーション力や人間的魅力も鍛えます。

花まるグループの野外体験とは

※野外体験は、授業カリキュラムとは異なる花まるグループ会員限定の「イベント」です

特別カリキュラム【小学生大会】

花まる学習会では、通常授業とは異なったプログラムを行う特別カリキュラム【大会】を定期的に実施しています。

年中では、五感を刺激する外遊びの中で培われる思考力を伸ばし、年長では、「ものそのもの」を使って空間認識や平面図形の力などを育てます。

小学生からは、国語の不思議に気づいたり、算数の面白さを発見する喜びに触れてもらうための【ゲーム大会】をはじめ、毎週書き続けてきた作文の成果を発揮する【作文コンテスト】、学年ごとの習熟度を確認するための【HIT(花まる脳力テスト)】など、様々な大会を行います。

学年に関係なく、遊びとしか思えない環境の中で、頭と身体をフルに動かすからこそ、伸びる力があるのです。

国語大会・算数大会・思考実験大会

国語や算数などの要素を取り入れた完全オリジナルのゲーム大会を年5回実施します。「楽しい!」「なぜ?」と好奇心をそそられるゲームばかりだからこそ、頭はフル回転し、いつも以上に躍動感のある学習に結びつきます。

【問題例:思考実験大会】

ゲーム<バベルの塔>
指定された枚数の紙を使って、紙の塔をつくり、高さを競うゲームです。まるめたり、△に折ってみたり、ねじってみたり、子ども達が次々とユニークなアイディアを出し合います。

HIT(花まる脳力テスト)

「HIT(花まる脳力テスト)」は、学期に一度の習熟度をはかるテストです。また、子どもたちにとっては「花まる漢字テスト(花漢)」が実施される一大イベントの日でもあります。日頃授業で取り組んでいる算数・なぞぺーなどの問題に自力で取り組み、その理解度・定着度を確認するとともに、漢字テストという目標を立てることで、ご家庭での漢字学習のモチベーションをあげることが目的です。

子どもたちは毎回、漢字テストの合格の賞状と、保護者の方からの「がんばったね」の一言のために、テストに向けてコツコツと漢字練習を進めています。漢字はやればやるだけ成果としてあらわれるので、年に3回の「花まる漢字テスト」は自信を伸ばす絶好の機会となります。会員保護者アンケートでも、『花まるに入って伸びたと思う点は?』の質問の上位に入るのが、『漢字力/花まる漢字テスト』です。

作文コンテスト

年に一度の作文コンテストでは、毎週書いている作文の成果を発揮します。
普段とは違って90分をフルに使って作文を書けるので、子どもたちは何週間も前から何を書こうかテーマ決めに夢中です。
4年生
5年生
6年生

温かいものは〇〇〇四年 男子

 ぼくは、こたつで、ぬっくぬっくするのが、すきだ。でも、今年は、ぬっくぬっくすることが、できない。なぜかというと、お母さんが、新しいこたつぶとんを、なかなか、買ってくれないからだ。ぼくは、(なぜ買ってくれないのだろう)と思ったので、お母さんに、聞いてみた。そしたら、
「どれを買ったらいいのか、まよってるんだよ。」
と言われました。でも、ぼくは、(そんなことは、どうでもいいから、はやく、くもみたいにフワフワした、こたつぶとんを買ってよ。)と思いました。そしたら、お母さんが、
「どうせ、こたつぶとんを買ったら、中で、ぬっくぬっくするでしょう。」と言われたので、
「別にいいじゃん。」
と言いかえしました。すると、お母さんに、
「かぜをひくから、だめなんです。」と言われて、ぼくは、ショボーンとしてしまいました。
でも、今度、新しい、こたつぶとんを買ってもらえるのでよかったです。だから、ぼくは、フワフワで、温かいこたつぶとんが、くることを願っています。そして、新しい、フワフワのこたつぶとんが、きたら、お母さんにおこられても、こたつの中に入ってぬっくぬっくしようと思っています。なぜかというと、こたつの中で、ぬっくぬっくするのが、温くて、大好きだからです。

かわってしまったではありませんか四年 女子

 「わたしはしょう来歌手になりたい。」
と、お母さんになのりでたのは2年生の時である。わたしはうたがすきで、うた番ぐみがあると、いつもみていた。その時はとくに…
 そしてある日、
「わたしはしょうらいモデルになる!!」
とかぞくのまえでなのりでたのは3年生の時だ。気づいているだろうか。かわってしまったではありませんか。
 それで4年…わたしは、いましょうらいのゆめをまよっています。私は運動がすきでりく上選手になろうか、ファッションデザイナーになろうかまよっています。どちらがよいか…
「あっ、またかわっているではありませんか…。」

五年 男子

 あなたは、大切な人は、いますか?家族または、友達でもいいでしょう。では、質問です。その大切な人がこの世からいなくなってしまったらどうしますか?
 ぼくが、11年生きてわかったことは、泣きます。とにかく泣くんです。
「もどってこーい。」
と言ってももどりません。なので泣くのです。死ぬのはだれだっていやなのです。ほんとはテレビで、「○○さんが自殺しました。」
とやっているのがよくよくあります。ほんとうにその人は死んでしまいたかったのか考えてみてください。たぶんこうだったと思います。あまりにもひどすぎることにだめだとはんだんしその人のことをみすててしまいどんどんエスカレートしある日けつだんする。
「これしかない・・・。」
と思う。そして死んでしまう。
 だが、ぼくたちは、生きている。その死んでしまった人の心にとどくように生きる。

嫌いなコト五年 女子

 私は、テストが嫌いだ。理由は、三つある。一つ目はいつもとちがう教室になってしまうからだ。いつもは、さわがしい男子も、テストになると一瞬で静かになってしまって、いつもとちがう教室に感じてしまう。
 二つ目は、きん張してしまうからだ。「どんな問題がでるのかなぁ。」とか、「ちゃんと解けるかなぁ」とか、テストだと、いつもの授業とちがって、よけいなことまで考えてしまうから、嫌いだ。
 三つ目は、点数をつけられるからだ。いつもテストが終わると一番最初に、点数のことが心配になる。テストの点数を思うと、美術作品で、ロダンの「考える人」みたいな状態になってしまう。
 でも、テストには、私が思う良い点もある。今の自分のできていないトコロがわかるし、できなかったトコロができるようになったらうれしいという点もある。でも、そのことが分かっていても、やっぱり私はテストが嫌いだ。これをよんでいるみんなはどう思う?

サバイバル六年 男子

ある日、ぼくは病院に行くために学校を休みました。しかし、おなかがすごくいたかったので学校が終わる時間の4時ごろに行くことにしました。
 とうとう4時になりました。しかし大変なことを思い出しました。ぼくの学校は、一回でも学校を休むと
 「ずる休みだー うわ~。」
とみんなから言われます。しかも学校が終わる時間に家を出ると、ぼくは学校のとなりが家なのでみんなとあってしまいます。なのでしかたなく遠回りして行こうと思いました。ここからが山場です。
 坂を下っていくと1週間前に転校してきたばかりの女子がいました。まだぼくは話かけたことがなく、何を言われるかわからなかったので人の家のちゅう車場にかくれました。しかし、その家のおばさんが出てきて
 「そこはあぶないから出て。」
と言われました。ちゅう車場の外からはクラスメイトの女子がいる。どうすれば…。でも出ないとめいわくなのでしかたなく出ました。そしたらなんとクラスメイトの女子は手前のかどで曲がっていきました。ものすごく安心しました。
 しかし、ほっとしたのもつかのまでした。ぼくの前にはクラスメイトの男子がいました。その人は六年生で一番、
 「ずる休みだ。」
とうるさく言う男子でした。ぼくは、いそいでトラックにかくれました。その人はそばにいます。でもかくれていればみつからないのでだいじょうぶだと思いました。しかしトラックがなんと動きだしたのです。もう僕は終わりだ…と思いました。そして男子と目が合ったのですがその人はクラスメイトの男子ではなく、クラスメイトの兄だったのです。ぼくはすごくほっとしました。そしてこのままダッシュで走り病院までたどりつきました。
 ドキドキした一日でしたが、本当によかったです。え?親と行けばいいって?ぼくの親は会社から帰ってきて
 「家まで行けないけど病院で待ってる。」
と言われたのでしかたなく一人できたのです。でも正じきに言うと、にげるのが楽しかったです。

意志の弱さ六年 女子

 この前、動画を見ていたら、とても気になる曲がありました。その曲は、クラスでいじめられている女の子に話しかけようとするけれど、自分がいじめられたくなくて、まわりに合わせて悪口を言ってしまう主人公の話。ある日テレビのモデルが言った、
「好きな物には好きと言いたい。」
という言葉で、主人公はクラスメイトに自分の気持ちを伝える。だが、もちろんクラスメイトからはいじめをうける。でも主人公は、今の自分はキライじゃないと思えた。
 というような曲で、私は今のクラスと重なって悲しくなった。クラスのいじめは曲ほどひどくはないが、いじめっこの意見に合わせないとハブかれるクラスだ。私はこの曲を聞いて自分に腹がたった。私は曲の主人公のように思いを伝えるのがこわかった。だから、曲の始めの主人公のように、人の悪口に合わせてきた。それが許せなかった。私も主人公のように自分の気持ちを言いたい。もう人の悪口には合わせない人に心からなりたいと思った。

年間スケジュール

4月

新年度授業開始
野外体験 春 Spring企画

5月

国語大会
野外体験 春 Spring企画

6月

HIT(Hanamaru Intelligence Test)・花漢(花まる漢字テスト)
野外体験 春 Spring企画

7月

算数大会
野外体験 サマースクール

8月

夏期授業
野外体験 サマースクール

9月

国語大会
野外体験 秋Autumn企画

10月

HIT(Hanamaru Intelligence Test)・花漢(花まる漢字テスト)
野外体験 秋Autumn企画

11月

作文コンテスト
野外体験 秋Autumn企画

12月

算数大会
野外体験 雪国スクール

1月

思考実験大会
野外体験 雪国スクール

2月

HIT(Hanamaru Intelligence Test)・花漢(花まる漢字テスト)

3月

6年生卒業イベント
野外体験 雪国スクール

保護者の声

「母が笑顔なら大丈夫」 藤井さん(4年生男子の母)

十数年前、高濱先生に講演会で言われた「母が笑顔なら大丈夫」という言葉に心が救われました。3人の息子には、人を幸せにするために自分のエネルギーを注げる人になってほしい。そう願えるのも「花まる学習会」が私に考える機会を与えてくれたおかげだと感謝しています。

「環境作りのきっかけに」 渡辺さん(6年生男子の父)

子どもの成長。それは将来の仕事や生活環境において、よい仲間を早くから見つけられることにあると思っています。子どもたちが、よい仲間と出会い、よい環境で今後も学んでいける、その環境づくりのきっかけをつくっていただいたことに、感謝申し上げます。

「想像力豊かなわが子に」 Mさん(2年生2男子の母)

想像力がないと思っていたわが子が、花まるに通ってからは、作文でほめられ、本が好きになり、物知りになり、想像力が豊かになりました。

その他の声はこちら

花まる学習会ってどんなところ?

入会までの流れ

STEP1

各教室ページから体験申し込み

体験授業・ご入会をご希望の教室ページより、無料体験授業にお申し込みください。

STEP2

自動返信メールの受け取り

申し込み内容確認メールが届かない場合は、お手数ですがinfo@hanamarugroup.jpまでお問い合わせください。

STEP3

体験授業日程の確定

担当教室長より、ご登録いただいた連絡先に体験授業日程のご相談を差し上げます。ご不明点やご相談がございましたらあわせてお伝えください。

学年別コース紹介

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