お知らせ
2017年11月21日(火)
義援金ではない復興支援のかたち バスケットボールチームを通じて、花まる学習会が復興を支援 「熊本ヴォルターズ」とスポンサー契約を締結
株式会社こうゆう(本社:埼玉県さいたま市、代表:高濱 正伸(たかはま まさのぶ))は、2016年7月1日、熊本県益城町(ましきまち)に拠点を置くバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」と2016-2017シーズンのスポンサー契約を締結しました。
これにより、2016年9月24日からスタートした今期の公式戦では、10月29日の試合より同チームのユニフォームに弊社が運営する「花まる学習会」のロゴが入っています。
今後は、トップリーグを目指しながらバスケットボールを通じて熊本の復興に力を入れている「熊本ヴォルターズ」への応援を通して、熊本の復興支援を行っていきます。
しかし、そんな選手たちに苦難はさらにふりかかります。
5月1日、球団は熊本地震を受けてチームが経営危機に陥っていることを発表しました。
地元のスポンサー企業の被災、試合ができないことによる収入減、そして練習・試合をする拠点の復旧の目処も立たない現状から、チームは存続すら危ぶまれる事態に陥ったのです。
新リーグの開幕を迎えられるかどうかという不安を抱えながらも、ヴォルターズは益城町、熊本県の希望であり続けました。
これまで支えてくれた地域住民やファンへの恩返しをしたいと、地域住民との交流や地震で練習場所とボールを失った子どもたちへの指導を続けました。
地域を支え、これからの復興の希望となるであろう「地域のチーム」。
そのチームをなくしてはいけません。
その想いから、弊社はバスケットボールチーム・ヴォルターズのスポンサーになることを決定いたしました。
地域で支えるチームがある。
その地域のみんなが応援し、大切にしている「わたしたちのチーム」。
震災というきっかけであったとしても、その誇りをなくしてはいけません。
その存在こそが、地域の支えであり、希望なのです。チームが熊本の象徴としてあり続ければ、きっとまた一つになれます。
そのためにも、このチームをなくしてはいけません。
被災者の心に寄り添いながら、バスケットボールを通して被災者の力になることを信じて被災地熊本での支援活動を継続している彼らを私たちも応援し続けます。
益城町(ましきまち)のために奔走、しかしチームは存続の危機に直面
熊本ヴォルターズは、熊本県益城町を本拠地とするプロバスケットボールチームです。 NBLで過去最高勝率を収めチームが波に乗っていたところに起こった4月14日の熊本地震。 ホームアリーナであった益城町総合体育館の天井は崩落、各地の体育館も避難所と化し、チームは練習拠点を失いました。 しかしヴォルターズは熊本のために立ち上がります。 遠征先から益城町にもどった4月19日に「ヴォルターズ選手会 がんばるばい熊本!」を発足。 選手たちは総出で各地の避難所を回って物資を届け、炊き出しにも参加。 地震で傷ついた人々の支援に奔走しました。【がんばるばい熊本!始動します!】
これまで熊本唯一のプロバスケットボールチームとして熊本県民の皆さまに支えられプロバスケットボール選手として活動をしてきた僕たちヴォルターズの選手は今こそ県民の皆さまに今出来る限りのことをやらないといけない!と思い選手たちで立ち上がりました。
まだまだ僕たちに出来ることは限られているかもしれない。
でも、僕たちが立ち上がることで子供たちを、県民の皆さまを多少なりでも笑顔にする事が出来るかもしれない。
それならやらない理由はない。
(中略)
今日僕たちは自分たちに何が出来るかを選手皆で話し合いました。
僕たちだからこそ出来ること。
まだ物資が不十分な避難所へひとつでも多くの物資を届けること、そして元気を与え、夢を与えること!
(4月19日の「ヴォルターズ選手会 がんばるばい熊本!」Facebookより抜粋) |
地域の誇りを守るために…!義援金ではない復興支援のかたち
▲ユニフォームの左膝部分にご注目ください
なんとかして熊本復興を支えたい…。 そう模索していたときに「熊本ヴォルターズ」の存在を知りました。 熊本の復興に対して、様々な支援の形がある中で、同チームのスポンサーになることを決めたのは、同チームの震災における活躍と果たした役割の大きさを知ったからです。 ヴォルターズは、震災直後の混乱する中でも「熊本のために」という信念をもって行動し、地域の希望・支えとしてあり続けました。 彼らの存在に、その勇気と笑顔に、どれほどの人が救われたのでしょう。 そのチームの存続危機。 スポンサーになることにそれ以上の理由は必要ありませんでした。 支援の形は「義援金」を送ることだけではありません。 義援金が復興を資金というハード面で支えるものであれば「ヴォルターズ」という地域に根差すチームを支えることは、ソフト面での支援になると考えています。 また、長期的に支援することで、遠く離れた地からでも復興を支え続けたいと考えています。チームの設立理念でもある「熊本の子ども達に夢を」「熊本の皆さまに夢と感動をお届けする」を、バスケットボールを通して実現していくことで、熊本の皆さまの力に少しでもなれればとの想いです。
熊本ヴォルターズは、「がんばるばい熊本」を合言葉に、被災地・被災者の皆さまと共に、全力でこの難局を乗り越えて行く覚悟です。
代表取締役 湯之上 聡 (2016年5月1日「熊本ヴォルターズ:VOLTERS」Facebookより) |
熊本ヴォルターズ
熊本ヴォルターズは「子どもたちに夢を」「熊本に元気を」という想いから2013年に生まれた熊本県で唯一のプロバスケットボールクラブ。 クラブ名は熊本を象徴する火山「Volcano」と水「Water」を組み合わせた造語。 ▶熊本ヴォルターズ オフィシャルサイト https://www.volters.jp/ ▶熊本ヴォルターズ 義援金募金活動の様子・メッセージ https://www.bleague.jp/news/20160415-02.html■ 株式会社こうゆう ■
代 表:高濱 正伸
所 在 地:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-19-10
設 立: 1993年2月2日
事業内容: 幼児〜中学生向けの学習塾「花まる学習会」「School FC」の運営、公教育の支援等
HP:http://www.hanamarugroup.jp
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社こうゆう 花まるグループ広報部
担当:久慈(くじ) 菜津紀(なつき)
TEL:070-6670-7863
Mail:hanamaru@hanamarugroup.jp
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