お知らせ
2019年12月27日(金)
親子でボッチャに挑戦!~パラスポーツからインクルーシブスポーツへ~
12月22日(日)、上智大学で親子ボッチャ大会を開催しました。
(共催:上智大学ソフィアオリンピック・パラリンピック学生プロジェクト Go Beyond)
花まるグループにお通いの親子46組、約150名が集まりました。
なんと、静岡県からの参加者も!
開場すると、ぞくぞくと親子が到着。
クリスマス間近ということもあり、チームの目標を飾りにしてクリスマスツリーを彩りました。
練習会場も熱気に包まれます。
ボッチャのボールを手にして、
「触り心地がいい~!」
「思っていた以上にずっしり!」
とボッチャボールの感触を確かめていました。
「この角度がいいんじゃない?」
「あそこを狙って!」
「ここに置いて、相手のコースをふさごう!」
一球一球こだわりながら、親子で作戦会議。
練習から、気合が入っています。
前半は、Go Beyondによる「ユニバーサルデザイン体験」。
「もし障がいのある子が転校してきたら…?」という視点で、一緒にどんな遊びができるか大人と子どもに分かれて意見を出し合いました。
「目が見えなかったら?」「車椅子だったら?」
子どもたちにとって、まだまだ身近ではないけれど、イメージしてみると新しいアイディアが次々と生まれました。
午後のパラスポーツ体験でも実際にやってみよう!ということで、子どもたちが考えた「シッティング相撲」が採用されました!
お昼を挟んで、後半はボッチャ大会です。
多くのチームが、「優勝するぞ!」と目標をしたためるほど、本気の戦いが繰り広げられました。
ぐっと集中して、一球を投じます。
ボールジャックに近づくと家族で喜び、思うようにいかなかったときには「あー!」とみんなで悔しがる。
ボッチャは家族が一つになれるスポーツです。
予選リーグが終わると、決勝トーナメントが始まります。
負けてしまったあとも、同じリーグのチームを応援!
いつの間にか、どのチームも技と作戦がどんどん高度なものになっていました。
観客の注目度も自然と高まります。
この大会は、ボッチャの魅力を語れるようになってほしいという願いも込めて、参加者のみなさんに審判をお願いしました。
「ボッチャも楽しいけれど、審判も楽しいね…!」と、スコアボードを抱え、大人顔負けのジャッジと司会進行をする子も。
頼もしい“花まるボッチャ審判”が何人も誕生しました。
また、「大会の様子、ボッチャの魅力を伝えよう!」という任務を「子ども記者」も活動しました。
プロカメラマンのとよさんから写真のコツを教えてもらい、記者手帳にメモしていきます。
試合に参加しながら、ボッチャのおもしろさや魅力を言葉で伝えるために考えたり、参加者にインタビューをしたりと大忙しでした。
いよいよ決勝戦!
決勝は、中央に準備した特別コートで行います。
一球一球に、集中して、家族が一丸となって臨んだゲーム。
まわりの観客も、投球と試合のゆくえを固唾をのんで見守ります。
2エンド終わって、1-1の接戦…!
最終の第3エンドで勝負が決まります。
最後の最後まで、ミラクルプレーの連続でした。
決まったか!と思った瞬間、逆転の一投。
決勝に残った2チームとも、緊張する決勝の場面でも、勝負強さをしっかりと発揮していました。
結果は…
2-1で「げんきマン」チームの優勝!
勝負が決まった瞬間、会場全体が「おお~!」と沸きました。
敗れた「トーゴーズ」も、賞賛の拍手を送ります。
「ボッチャおもしろいね!」
「次の大会はいつ~?絶対に参加するから!」
という声もさっそくいただきました。
「だれでもできるし楽しいから、こんどは友達もさそってみるね!」
「お年玉いらないから、ボッチャ買って~!」
という子も。
台風で延期となった「秋の親子ボッチャ大会」のリベンジマッチという位置づけでもあったこの大会。
ボッチャのおもしろさを知り、その魅力を存分に味わう機会になったようです。
ボッチャのおもしろさをもっともっと多くの方に知ってもらうべく、これからもボッチャに触れる機会をたくさん作ってまいります。
次のボッチャ大会は3月、春休みに企画中です。
決まり次第、皆様にもお知らせいたします。
どうぞお楽しみに!
★おめでとうございます★
優勝 げんきマン
準優勝 トーゴーズ
第3位 きらきらボッチャ/くすみーず
🔴◯🔵ボッチャとは?🔵◯🔴
ボッチャは、ヨーロッパで考案されたスポーツです。
2 チームに分かれて赤と青、それぞれ 6 個ずつボールを投げたり転がしたりして、白い「ジャックボール(目標球)」にどれだけ近づけられるかを競います。
🌸花まる学習会は、日本ボッチャ協会のゴールドトップパートナーとして、火ノ玉JAPANを応援しています。
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