教育は変革のときを迎えています。体育も例外ではありません。これまでは、部活を舞台に甲子園や箱根駅伝を始めとする「ゴールに向けて、ピークの運動能力を作り上げる方式」が主流だったわけですが、そこには所謂体育会系の、良さと並立する問題点がありました。
過度な先輩後輩関係や、大会が終わったらパッタリ運動量が落ち、過食の習慣だけが残りお腹がポッコリになり生活習慣病になることなどです。
これからは、「自分の体を知ること」「食事や睡眠と並んで、自己管理としての運動をさぼらず継続していけること」などが、主たる目的として位置づけられ、部活も体育の授業も変革を迫られるでしょう。私は思いだけはあったのですが、動けませんでした。
そこへ小林裕貴が登場しました。彼は、小1から小6まで私の教室にいた直接の教え子です。3人兄弟の真ん中でスクスクと育ち、プロの柔道整復師として働いていて、時々肩をもみに遊びに来てくれたりしたのですが、ある日、「運動教育の改革をしたい」と夢を語って、花まるに就職してきました。そして、数年の準備期間を経て、今回「花まるメソッド コバ運動教室」を立ち上げることになりました。
いよいよ一歩目を踏み出すので応援したいと思いますが、この芽が育ちやがて大木になるかどうかは、小林の問題意識とアイデアと情熱次第です。熱い気持ちで見守りたいと思いますし、ぜひ皆さんも参加され、忌憚のないご意見をぶつけてくださればありがたいです。よろしくお願いいたします。
人生100年時代といわれている今日、健康寿命を伸ばしていくことが極めて重要です。健康は運動を軸に食事・睡眠から成り立ちます。運動無くして健康はありえません。
私は以前、治療院で働いていました。そこで出会った患者さんたちは主に運動不足の方々でした。根本治癒を目指すため、そんな患者さんたちに「運動しましょう。」「筋トレしましょう。」とお家でできることをいくら提案しても、なかなか習慣までは辿り着きません。
固まってしまった自己像を変えるのは至難の業。そこで、私は幼児教育に目を向けました。物事をなんでも柔軟に捉えることができる子どもという時期だからこそ、運動と関わり続ける「前向きな運動観」を育むことができます。
しかし、いざふたを開けてみると、子どもの「運動離れ」「運動能力の低下」「運動量の二極化」など、心が苦しくなる問題であふれ返っていることに気が付きました。これはなんとかしなくてはいけない!と思い、運動が苦手・嫌いという子に焦点を当てて調査していくと①比較、②電子機器の普及、③トラウマ、④過度な期待、⑤運動環境の減少、⑥神経系と筋骨格系の成長スピードのギャップなど、様々な原因が見えてきました。
原因は様々ありましたが、結局のところ「運動は楽しい」という本質を見失っていることが一番の問題ではないでしょうか。その本質さえ忘れなければ、運動における大抵の困難は乗り越えられるはず。そこで花まるメソッドです。花まる学習会という教育の現場で25年間かけて培われてきた花まるメソッドは、子どもたちが心の底から楽しいを実感でき「意欲」を最大限引き出します。
コバ運動教室に関わった子どもたちは皆、運動が大好きになり、運動が「生きがい」になります。結果、その先もずっと運動を続けていく。つまり、生涯健康。そんな運動教育を目指しています。
「花まるメソッド×コバ運動教室」は目先の運動能力に捉われず、子どもたちの将来を見据えた運動教育です。
心も体もすくすくと育っていってくれる教室だと思った。
場所見知り、人見知りの息子だけど、最初からすごく楽しそうだった。
コバ運動教室は運動しながら頭を使う感じがしてとても新鮮でした。
短い時間でやる事が次々変わるので、最後の最後までぼけっとする間もなく、楽しくやっていてびっくりしました。
よくできてもできなくても平等に楽しめる運動教室はここしかないと痛感しました。
「上手い」「大丈夫」といった言葉かけも一人一人にされていて、子どもたちの気持ちが後押しさているのを感じました。
私が同じことを一緒にしていたら、できないことを指摘してしまってうんざり顔をされていただろう。苦手な事をしているのに、楽しそうにしているのが印象的だった。
四ツ谷教室(土)
1~3年生Aクラス 10:00~11:00
年中・年長Aクラス 11:15~12:15
年中・年長Bクラス 13:00~14:00
1~3年生Bクラス 14:15~15:15
実施項目 体つくり運動(コーディネーション)、マット運動、跳び箱、鉄棒
お月謝/授業回数 7000円(税抜)/年間36回
アクセス JR/地下鉄各線 四ツ谷駅赤坂口 徒歩3分
東京都新宿区四谷1-10-1 鈴伝ビル2階