体験授業に行ったとき、びっくりしました。すごく楽しかったです。先生は優しくて分からないことをしっかり教えてくれるし、
何よりも内容がゲームみたいで、考えたり、推理する楽しさを初めて知りました。高学年になるころにはだいぶ成長し、同じミスと言っても中身が高度になり、頭の回転が早くなって、相手の手も記憶できるようになっていました。何よりも中身が高度になったことでアルゴゲームがさらに楽しくなりました。アルゴクラブにいて培ったことといえば、まず何よりも
考えるのが楽しいと思えるようになって、いま通っている中学校の
勉強も嫌だと思わなくなったことかなと思います。また、アルゴクラブでは問題を解くとき、答えを出すだけではなくて、なぜその答えになったかを「説明」することが重視されていました。中学生になり数学が始まって、「説明」が証明と同じことだと分かってから思い返すと、アルゴクラブの「説明」で証明の感覚が身についたように思います。集中力も上がったので、模試やテスト、さらには中学入試のときにも、関係ないことをまったく考えずに臨むことができたのではないかなと思っています。アルゴクラブに通っていたときは、自分より強くてどうしても勝てない相手の存在に気づいて悔しい思いをしたり、白熱しすぎるがために冬でも半袖を着ていったりしたこともありました。でもなにより、やっていて楽しかったです。もう少し大人になったらアルゴの先生のボランティアをしてみたいとも思っています。
これからも考えることが楽しいという気持ちを忘れずにいたいです。