このきはんは、初回に子どもたちに渡すものです。
1 じゆうにやりたいようにつくってください
表現活動とは、自分自身との対話です。
「先生の言う通り」でもなく、「お母さんが気にいるように」でもありません。
どんな作品を作っても、それは世界で唯一のあなた自身。
そのこと自体が素晴らしい。
Atelier for KIDSは、自分自身と向き合い、感じて考えて、表現する場所です。
2 うまくいかなくてもくじけない
うまくいかないこと、自分の限界を感じることもあります。
立ちはだかる壁を前にしても、くじける必要なんてないのです。
ここではどんな質問をしてもいい。
一緒に悩む先生も、同じ時間を共有する仲間もみな、一個の表現者です。
3 じかんがきたらおしまいです
有限な時間をどうやって濃密に使うのかは、
自らの意思によって決めることができます。
時間に振り回されない自分、というものを獲得することができるはずなのです。
より多くのものをうみだす人は、そのことを知っています。
(とことん心ゆくまで制作することは、家でもできます。
そしてその素晴らしさももちろん伝えていくことです。)